2020/09/01 月詠
きみだって負けないはずさ 学生はそのうち帰ってゆく風物詩
自転車の段差の感じを覚えてる角の銭湯がなくなるらしい
車屋の大きな窓に応接のテーブルがあり椅子は一脚
暗くなり電気をつけた店を出てわずかに冷えた腕で帰った
2020年未来12月号
きみだって負けないはずさ 学生はそのうち帰ってゆく風物詩
自転車の段差の感じを覚えてる角の銭湯がなくなるらしい
車屋の大きな窓に応接のテーブルがあり椅子は一脚
暗くなり電気をつけた店を出てわずかに冷えた腕で帰った
2020年未来12月号